2週間終わった所で、ネンネトレーニング自体をまとめてみようかと。
以下、全て私なりの見解です。
<ネンネトレーニングとは>
6ヶ月以降の赤ちゃんなら、たとえ母乳の赤ちゃんでも、
かならず一人で、一晩通して眠れる、という説の元、
遊・食・眠のリズムを規則正しくし、
添い寝や添い乳はせずに、一人で寝つくようにするトレーニング。
ドイツで有名な方法で、
「赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の習慣」に紹介されています。
<トレーニングの良い点>
・赤ちゃんが一晩ぐっすり眠れるようになるので、
体調や日中の機嫌が良くなる
・夜泣きが解消されるので、親の睡眠が確保できストレスが減る
・生活が規則正しくなり、赤ちゃんに合わせて予定が立てやすくなる
・夜、おっぱいを飲まずにきちんと寝るので、
日中、離乳食をしっかり食べるようになった
<トレーニングの悪い点>
・トレーニング中、一人で寝付くのに慣れるまでは泣くので
親子ともに辛い思いをする
・寝るときに泣いて辛い思いをするからか、
日中、機嫌の悪いときはお母さんにベッタリになる
・規則正しい生活が重要なのでイレギュラーイベントに参加しづらい
<我が家の具体的な方法>
・寝る時間、食べる時間、遊ぶ時間を一定の時間に決める
・一人で寝れる環境を整える
(一人部屋で赤ちゃん布団+バリケード使用)
・眠る30分前に授乳開始、15分飲んだら、
残りの15分は布団に寝かせて絵本を読み聞かせ
・寝る時間になったら、たとえ眠くなさそうでも
寝る場所に連れて行き、ネンネの儀式をする
・儀式を終え、寝る時間になったら、
「それじゃオヤスミ、一人で寝ようね」と言って部屋を出る
・出た後大泣きしたら、
初日は3分、5分と待たせてから、
それぞれ2分間だけ慰めに行く
慰めに行っても、授乳はしない
(授乳すると胃が活動して眠りの障害になるので)
・2日目は5分、7分、9分、10分。
3日目以降は10分間待ってみて、激しく泣いていたら慰めに。
10分経っても、大泣きではなくぐずる程度なら
一人で寝付くのを待ってみる。
泣き続けて眠らなかったら、昼寝のときは1時間半を上限に、
それ以上になったら中止して起こす
・たとえ寝つきの時間がずれても、起きる時間になったら起こす
・泣き声がやみ、静かになってから15分後に様子を見に行く。
お布団をかけ直してそっと部屋を出る。
<BEFORE>
・夜の寝つきが悪く、おっぱいを中々離さないので
寝かしつけに苦労し、1時間近くかかるときも。
・熟睡しないのでしょっちゅう起きては泣き、
そのたびに授乳。多いときは一晩で5回授乳することも。
・夜中にぱちっと目が覚めてしまい、
2時間くらい寝つけなくてグズグズしたことも
・起きるたびに暴れるので、そのたびにお布団をかけ直しに
・熟睡できてなかったせいか、
鼻水と咳の風邪をひきずり、1ヶ月治らず
・睡眠のタイミングがばらばらだったので、
食事やお出かけのタイミングもばらばら
<AFTER>
・夜7時半に寝て、朝7時までぐっすり寝るように
・お昼寝は10時半から12時半まで2時間
・夜寝るときはほとんど泣かず、
お昼寝も10分程度で寝れるようになった
・夜たとえ目が覚めても、一人で寝直せるようになったので
泣き声で夜中起こされることがなくなった
・離乳食3回、おっぱいは昼寝と夜就寝の前の一日2回に。
規則正しくなったせいか、離乳食をしっかり食べるように
・1ヶ月ひきずった風邪が治った!
<その他>
・泣いても、すぐに行かない方が寝付く場合が多かった
慰めに行くと余計大泣きしちゃう事がしばしば。
待ち時間はトレーニングのお手本にこだわらず、
その子に合いそうな時間で様子を見ながらやったほうが良さそう
・トレーニングは、確かに良い方法だけど、
トレーニングをしなくてももともと良く寝て、体調も良く、
親が特に困っていなければしない方がいい。
慣れ親しんだネンネの習慣を無意味に変えるのは、かわいそう。
・昼寝だけでまず始めたり、就寝時だけやったりなど、
段階的に採用しても良さそう。
・赤ちゃんの適応能力は、親が思うよりずっと高い。
この方法が合うか合わないかはやってみないとわからないので、
寝ない赤ちゃんで、親子ともども困っているなら
一度トライしてみてもいいと思う
・真剣にやるつもりなら、本をちゃんと買って、
理論的なバックグラウンドや詳細を理解してからの方が良い。
ウェブにも色々載ってるが、全体像や細かい注意点を理解しづらい
下の写真は、トレーニングの前の紹雲の生活パターン。
横線が寝ている所、スラッシュ(/)は泣いている所。
○がおっぱい、☆が離乳食のマーク。
改めてみると、すごいバラバラ・・・不規則な生活まっしぐら*
そして以下は、トレーニング後の2週間のものです。
5日目以降からはほぼ規則正しい!
Comments